歩くことが身体を救う ~現代人に必要な本当のケア~ |神戸 長田区 齋藤接骨院

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ヒトの体は「動くことで安定する」

そして“生きるための機能”が動きによって働きはじめる

ヒトの身体は、もともと 動くことで安定性が高まり、生命を維持する機能が正常に働くようにつくられています。

骨盤・脊柱・股関節・肩甲帯といった体の“軸”は、歩行や姿勢の変化によって微細に動きつづけることで、筋肉・血管・神経が正しく働きます。
この繰り返しが 循環(血流)・呼吸・体温調節・姿勢保持・関節の安定 を支え、痛みの出ない体をつくっています。

しかし現代は、
・長時間のデスクワーク
・スマホ操作
・歩行距離の減少
・家電の普及で身体を使う機会の減少
このように“体を動かさなくても生活できる環境”が整いすぎています。

体が動かされないということは、
本来働くはずの身体機能が動くチャンスを奪われている ということです。



「痛みが出て当然」の時代に生きている

動かなければ、関節は固まり、筋肉は弱り、血流は滞り、姿勢は崩れます。
この土台の崩れこそが、
・腰痛
・膝痛
・肩こり
・頭痛
・坐骨神経痛
・原因不明の違和感
・疲労感、だるさ
といった、今の時代に多い“よくわからない症状”を生み出しています。

つまり現代人は、
身体の仕組みに反した生活をしているから、痛みが出て当然
と言っても過言ではありません。

どれだけ電気治療をしても、どれだけ薬を飲んでも、根本原因である「動かなさ」が改善しなければ、身体はまた元の状態に戻ってしまいます。



思い当たる人は、今日から歩くべき

むずかしい運動は必要ありません。
特別なトレーニングも必要ありません。

“歩くこと”が人間にとって最も大事で、最もシンプルな治療です。

歩行には、
・骨盤と脊柱の連動
・全身の筋活動
・血流の促進
・関節の自己調整
・自律神経の安定
これらがすべて含まれています。

つまり歩くことは、
体が本来の状態に戻るための総合コンディショニング なのです。

痛みがある人、最近動いていないと感じる人、症状が長引いている人ほど、
今日から少しでも歩いてください。

5分でもいい。
ゆっくりでもいい。
“歩く”という行為が、身体の再起動スイッチになります。



当院は「動ける身体を10年後・20年後も維持する」ためのサポートをしています

痛みをごまかす治療ではなく、
“身体が本来持つ回復力を取り戻すための施術と歩行指導”を行っています。

今の不調に合わせた施術はもちろん、
未来の身体づくりのための生活習慣・歩行・体操までトータルでサポートします。

痛みが出てから治すのではなく、
痛みが出ない身体をつくるために——。

今日から、少しだけ歩いてみてください。
あなたの身体は、必ず応えてくれます。