― 動き始めの膝の痛みの本当の原因 ―
「椅子から立ち上がる時に膝が痛い」
「最初の一歩が一番つらい」
このような症状は、実はとても多くの方が抱えています。
そしてその多くが、膝そのものだけが原因ではありません。
動き始めは、膝に一番負担がかかる瞬間
立ち上がりや歩き出しなどの動き始めは、
関節同士が止まった状態から動き出すため、
摩擦や負担が最も大きくなりやすいタイミングです。
本来であれば、
• 大腿骨(太ももの骨)
• 脛骨(すねの骨)
これらが正しい位置関係のまま、スムーズに動き出すことで、
膝に無理な負担はかかりません。
膝が痛い=膝が悪い、とは限りません
膝に痛みがある方の多くは、
無意識のうちに膝をねじるような使い方をしています。
その原因を詳しくみていくと、当院に来院される方では
• 足首
• 股関節
• 骨盤
• 腰椎(腰の背骨)
これらの動きやバランスに問題があり、
その結果として膝に痛みが出ているケースが非常に多く見られます。
つまり、
膝の痛みは「結果」であり、「原因」ではないことが多いのです。
日常生活の動作も、膝に影響します
膝の負担は、日々の生活動作の積み重ねによって作られます。
例えば、
• 椅子に座る時に足裏が床についていない
• 片側に体重をかけて立つ癖がある
• 足首や股関節を使わず、膝だけで動こうとしている
こうした何気ない動作が、
膝のねじれや摩擦を強くし、痛みにつながっていきます。
当院の考え方
当院では、
「膝だけを見る」施術は行いません。
膝が正しく動けるようにするために、
• 骨格のバランス
• 関節の正しい動き
• 筋肉にかかる圧力の方向
• 日常生活での体の使い方
これらを総合的に評価し、
膝に負担が集中しない体の状態を作ることを大切にしています。
立ち上がりの膝の痛みでお悩みの方は、
「年齢のせい」「軟骨のせい」と諦める前に、
一度ご自身の体の使い方を見直してみてください。